著しい抜け毛の原因はAGAじゃない可能性がある?

2020年1月9日

男性の薄毛の原因のほとんどはAGA(男性型脱毛症)によるものです。

しかし抜け毛が増えてきたとしても、AGAと決めつけてAGA対策をとることはおすすめできません。AGAとその他の脱毛症では脱毛するメカニズムが全く異なるからです。

また急速に抜け毛が進行した場合は、AGA以外の脱毛症かもしれません。その場合はまず抜け毛の原因を突き止めて、原因に合わせた対策を取りましょう。

 

この記事では、AGAとその他の脱毛症の症状の違いと対策について、解説していきます。

 

AGAの症状

AGAはヘアサイクルが乱れることによって起こる脱毛症で、数年かけて少しずつ進行していくケースが一般的です。

発症の流れは、まず体内のテストステロンと5aリダクターゼが結ぶつくことで、ジヒドロテストステロンを生成します。そのジヒドロテストステロンが毛包にある男性ホルモンに影響を受けて、毛母細胞の分裂が阻害されヘアサイクルが乱れます。

ヘアサイクルの周期は個人差があり、通常は成長期が4~6年、退行期が3週間、休止期が3~6ヶ月です。しかしジヒドロテストステロンによってヘアサイクルが乱れると、成長期が数ヶ月~1年ほどに短縮されます。つまり成長期間が短期間しかないため、細く弱い髪が育つようになり、脱毛が起こりやすくなるのです。

そのためAGAは数年かけてゆっくり進行していくため、「気づいたら大量に抜け毛が増えていた」なんてことは考えにくいのです。

 

急速な抜け毛の原因

短期間で大量の抜け毛が発生した場合、AGA以外の脱毛症を疑いましょう。

これからAGA以外にも良く起こる脱毛症を紹介していきます。

 

円形脱毛症

円形脱毛症は通称10円ハゲと呼ばれるもので、10円玉サイズに脱毛が起こります。これは年齢や性別問わず、突然円形型に脱毛が起こる症状です。

原因は自律神経の乱れによるものという説が有力です。

ストレスが引き金となって自律神経が乱れている可能性があるので、まずはストレスケアをしましょう。

円形脱毛症は重症化すると、多発型円形脱毛症とって頭部にいくつも脱毛が起こったり、頭部全体に広がったりすることもあります。この状態になると、治療期間が長くなることがあります。

悪化する前に病院に行き、適切な治療を受けるようにしましょう。

 

脂漏性脱毛症

脂漏性皮膚炎に伴って発症する脱毛症で、皮脂の過剰分泌によって起こるものです。

食生活や生活習慣の影響で、皮脂が過剰分泌し、かゆみや炎症を起こします。短期間で脱毛が起こることもあるので、その時は皮膚科にて治療を受けましょう。

 

脱毛症がひどい場合は専門クリニックでみてもらうべき?

脱毛症の症状がひどい場合は専門の医師の元で正しい治療を受けましょう。AGAじゃなさそうな場合は、皮膚科や病院でその原因を突き止めることが大切です。

自己判断で治療することはあまりおすすめできません。その理由はどういう病気かは分かっても、その原因まで突き止めることは難しいからです。

原因が分からなければ再び脱毛が起こることも考えられるし、正しい治療を行えません。

抜け毛の原因に合わせてすぐに治療を行えば、それほど労力がかからずに改善できることも多いので、AGAの可能性があったら専門クリニック、それ以外は皮膚科や病院を選ぶようにしましょう。