ミノキシジルの部位ごとの効き目

2020年1月9日

ミノキシジルは血流を改善し、頭皮に栄養を届きやすくさせることで発毛を促す成分です。

しかしその薄毛の原因がAGAではない場合、ミノキシジルで薄毛を改善することはできません。

 

ミノキシジルは頭頂部、前頭部、後頭部のどの部位の薄毛にも効果を発揮しますが、部位ごとに効き目の差があります。

ミノキシジルだけで薄毛を完全に改善することは困難で、プロペシアやザガーロなどの内服薬と併用することでより高い効果が期待できます。

ミノキシジルがどの部位に一番効果的なのか気になる方も多いでしょう。

そこで今回はミノキシジルを使用した時の、部位ごとの効き目について解説していきます。

 

頭頂部はミノキシジルが効果的

頭頂部はミノキシジルが効果的に働くことが多く、その理由はAGAの可能性が高いからです。

AGAが発症する流れは、まず男性ホルモンの一種であるテストステロンと5aリダクターゼによってジヒドロテストステロンがが生成されます。

ジヒドロテストステロンが頭頂部などの毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と、結合することで発生する脱毛症がAGAです。

 

そしてミノキシジルは血流を改善することで、髪に十分な栄養を届きやすくする成分で育毛効果を望めます。

でもそれだけでは、AGAを食い止めることはできません。

 

そこでプロペシアやザガーロを併用する必要があるのです。

これらの内服薬はジヒドロテストステロンの生成に関わる5aリダクターゼの働きを阻害し、抜け毛を抑える効果があります。

もっと詳しく言うと、5aリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、プロペシアはⅡ型の働きを阻害して、デュタステリドはⅠ型とⅡ型両方の働きを阻害してくれます。

 

つまり発毛や育毛効果を促すのはミノキシジルで、AGAの進行を抑えるのはプロペシアやザガーロです。

 

生え際の薄毛はミノキシジルが少し効果的

おでこの当たりから薄くなっている場合もAGAの可能性は高いです。

生え際には5aリダクターゼが多く、ジヒドロテストステロンの生成が活発です。

「AGAであればミノキシジルは効果的?」と思うかもしれませんが、生え際は頭皮が固く、ミノキシジルの成分があまり浸透しません。

そのためミノキシジルでは薄毛の改善が難しくなっていて、より専門的な治療を受けたい場合はクリニックにてご自身にあった治療を受ける必要があります。

 

後頭部や側頭部の薄毛はミノキシジルが効かない

AGAは基本的に前頭部か頭頂部からくるもので、側頭部や後頭部には発症しません。

もしも後頭部や側頭部が脱毛してきたら、それは円形脱毛症や自律神経の乱れからくる脱毛症場の可能性があります。

その場合はすぐにお近くの病院に行き、正しく治療を受ければ治る可能性が高いので安心してください。

また治療は早ければ早いほど効果的なので、その点だけ気をつけてくださいね。